琉球(沖縄)語

言語の特色

沖縄口(うちなーぐち)
広義の日本語は、本土方言群(狭義の日本語、ヤマトゥグチ)と琉球方言群(琉球語)とに分けることができます。沖縄口(ウチナーグチ)は沖縄本島の言葉という意味で、宮古口、八重山口などと並び琉球方言群中の下位の方言群ですが、琉球王国の王宮が首里にあったため、その言葉は規範とされ、演劇(組踊など)や民謡の多くもこれで表現されています。

受講者の声

 琉球語は不思議な言語です。共通語とは全く違うように聞こえるし、日本の言葉とも思えないでしょう。けれど外国語かと言われるとそうではなく、日本語のSOVなどの基本的な形は共通しています。中国や日本と同時に関係を結んでいた琉球ならではの言語でしょう。こんな琉球語をテキストや「龍神マブヤー」という沖縄のヒーロー物の映像を見ながら楽しく学んでいきます。同時に沖縄の歴史も知ることができて、沖縄について知らなかったことを学べると思います。
 正直なところ琉球語を実際に使う機会があるかというと、ほぼ無いと言っていいでしょう。ですが、琉球語のような失われつつある言語を学べるのは貴重な体験になります。自分の視野、見識を広げるためにこの講座をとるのもいいかもしれません。

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琉球王国の歴史的建造物...首里城正殿

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沖縄のこころ...平和の礎
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沖縄の食べ物...ゴーヤーチャンプルー

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沖縄の音楽(楽器)...三線