本年より、志木高独自のプログラムとして、オーストラリアのクイーンズランド州にある私立学校Toowoomba Grammar School(トゥーンバ・グラマー・スクール)との国際交流が開始されました。

その手始めとして、本校の夏休み期間中にあたる7月30日(月)~8月8日(水)の10日間にかけて、昨年度の段階で応募した2年生5名・3年生5名の計10名の生徒が、本校教職員の引率のもと、同校を訪問しました。

訪問中は同校の授業や各種アクティビティーに参加する一方、東海岸にあるブリスベンやゴールドコーストの街並みや動・植物園を見学、また同校生徒のご家庭でのホームステイを経験しました。現地での交流を通じて、参加した諸君は、英語でコミュニケーションを取ることの楽しさや、異文化理解の大切さを実感したようです。

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その後、9月21日(金)には、Toowoomba Grammar School の生徒で日本語を履修している8名の諸君が、同校の先生方とともに来校しました。

日本旅行の途中に立ち寄る形でしたが、志木高生同様、彼らもまた本校の授業に参加し、日本語・英語を交えながら盛んに会話やゲームを楽しんだり、本校生徒によるグループ発表や、落語、雅楽、茶道など日本の伝統文化の紹介などの話にも熱心に耳を傾けていました(本校生徒の誘いで休憩時間に一緒に遊んだり、連れ立って食事する姿なども印象的でした)。
また、本校の特色の一つでもある23言語の総合学習の授業に参加した諸君もおり、スペイン語やロシア語など、オーストラリアでも普段接していない言語に触れる貴重な機会となったようでした。3c01.JPG  wcp01.jpg

放課後には、クラブ活動の見学の前に生徒中心のウェルカム・パーティーが行われ、本校生徒による三線の演奏や空手の型の披露なども手伝って和やかな会となったほか、週末はそのまま本校生徒の家庭にホームステイし、生徒の案内で観光名所を訪ねるなど、各家庭で心の通った交流が行われました。