4月7日(日)、2013年度の入学式が挙行されました。

今年の入学式は、前日夜から当日午前中にかけて悪天候が予想されたため、安全面を考慮し、当初午前10時に予定されていた開式時間を午後2時に繰り下げて挙行されましたが、幸い予報より早く天気は好転、台風一過のような晴天となり、気温も初夏を思わせるほど上昇しました。

式典は、計254名の新入生、新入生保護者、教職員らが一堂に会し、本校体育館にて行われました。大塚 彰主事による学事報告に続いて、新入生紹介、高橋郁夫校長による式辞、清家 篤 慶應義塾長による祝辞、新入生宣誓があり、最後は器楽部の伴奏、ワグネル・ソサィエティー男声合唱団のリードで「塾歌」を斉唱しました。

新入生代表の新居君は、中学校の社会科見学中に野田の醤油工場で東日本大震災に遭った自らの体験をもとに、現在でも仮設住宅での暮らしを余儀なくされている東北の人々に思いを馳せるとともに、これからの日本を背負っていく責任感について語りました。そして、親への感謝を忘れず、福澤先生の教えを実践しながら学業に励み、将来、志木高生になって良かったと誇れるような高校生活を送ることを誓いました。