4月13日(日)に東京大学本郷キャンパスで開催された「第24回東京六大学空手道大会 高校生の部 個人戦(組手)」で本校空手部の木村爽君(3年)が優勝しました。木村君は1年次の第22回大会、2年次の第23回大会でも優勝しており、今回の優勝により3連覇を達成しました。
高校の部は法政大学第二高等学校、早稲田大学高等学院、早稲田実業学校、慶應義塾高等学校、慶應義塾湘南藤沢高等部、そして本校の6校から選手が多数参加するトーナメント方式で行われました。
1回戦はシードで、2回戦は時々練習を一緒にしている慶應義塾高校の選手との対戦でした。手の内を知っている者同士、やりにくい様子も見られましたが、その気持ちを克服して幸先よく一勝を挙げました。3回戦は危なげなく勝ち進み、準決勝では法政二高の選手を相手に苦戦しつつもポイント2-1の僅差で相手を退けました。つづく決勝戦も法政二高の選手との対戦でした。相手に先制され苦しい展開となりましたが、落ち着いてポイントを取り返し、見事6-2で勝利しました。
昨年は大怪我のためほぼ1年間を棒に振ってしまった木村君でしたが、今年に入って従来の動きを取り戻していく中で昨年より安定感を増し、勝ち進むにつれて力みが取れて動きも良くなり、最後の方は周囲も安心して見ていられるほどになりました。木村君は「志木高での稽古以外に、慶應義塾大学体育会空手部の練習にも参加して頑張ってきた甲斐がありました。その成果が発揮できたからこその優勝でした。」と嬉しそうに顔をほころばせていました。