20150313wasan.JPG岩手県一関市博物館の主催する、平成26年度「和算に挑戦」(中級の部)において、本校1年の大橋裕樹君が優秀賞を獲得しました。数学A(蒲田先生担当クラス)の授業の課題として取り組んできた学習の成果が、学外でも認められたことになります。3月1日に現地で表彰式があり、大橋君も参加しました。

「和算」とは、江戸時代に発達した日本独自の数学のことで、幕末から明治にかけて岩手県南部~宮城県北部で広く普及しました。「和算に挑戦」は、一関市博物館が「和算」の魅力を知ってもらおうと毎年開催している文化事業で、算額(和算の問題を書いて寺社に奉納した絵馬)や和算書に書かれた問題を現代風に直し、初級(小学生以上)、中級(中学生以上)、上級(高校生以上)という3つのレベルで出題されます。今回は小学生から90歳以上の方まで1,597名からの応募がありました。
http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/wasan/h26/index.html

大橋君のコメント
「授業の課題として取り組んだことがこのような賞に結びついて、うれしいと同時に驚きました。表彰式に参加して、その帰りに、世界遺産の中尊寺にも初めて立ち寄りました。来年度行くことになる海外留学では、そこで出会う方々に、この体験を話せます。そう思うと、ますますうれしくなりました。」