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 6月19日(金)・20日(土)に戸田ボートコース(埼玉県戸田市)において行われた「平成27年度学校総合体育大会兼全国高等学校総合体育大会ボート競技県予選会」に、本校端艇部が出場。男子シングルスカル・同ダブルスカル・同舵手付きクォドルプルの全種目(いずれも1,000m)で決勝に進出し、舵手付きクォドルプルの部では、福原 涼介君・新井 勇大君・本多 進之介君・宮嵜 裕之君(以上3年)・並木 大晟君(2年)のAクルーが、3分21秒88のタイムで昨年・一昨年に引き続き優勝。ダブルスカルの部では秋上 大輔君(3年)・桒原 侃生君(2年)のAクルーが3分38秒32のタイムで第4位に入賞し、残るシングルスカルの部でも、三輪 崇君(3年)のBクルーが4分00秒31のタイムで第5位入賞を果たしました。

 今回優勝した舵手付きクォドルプルの部Aクルーは、19日の予選では1位通過したものの、翌20日午前の準決勝では僅差ながらの2位通過、周囲をハラハラさせましたが、決勝では、これまでの関東大会などでの雪辱を見事に果たして快勝。クルーの諸君が水上で喜びを爆発させたのは言うまでもありませんが、共に厳しい練習に励んできた仲間たち、休日返上で親身にご指導下さっている社会人コーチの皆様、試合のたびに熱心に応援して下さってきた保護者・OB保護者・OBの皆様(今回は遠く長野や仙台から駆けつけて下さったOB・元コーチも)が、心を一つに歓喜に沸いていたのが印象的でした(皆様、いつも本当にありがとうございます!)。

 また、今回は舵手付きクォドルプルの新艇「AVENTADOR」(アヴェンタドール)号で臨んだ最初のレースとなりました。この新艇は、多くのOB・保護者の皆様のご寄付と本校PTA予算(2014年度)により購入されたもので、試合に先立って今月14日(日)に慶應義塾戸田艇庫にてお披露目が行われたばかりの艇です。その初戦を優勝で飾ることができたことも、本校端艇部にとっては非常に嬉しい出来事となりました。ご寄付下さった皆様・本校PTAの皆様にも、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 なお、今回の優勝により、本校端艇部は、県予選3連覇を果たした男子舵手付きクォドルプルの種目で、来る7月30日(木)から8月3日(月)に円山川城崎漕艇場(兵庫県豊岡市城崎町)にて行われる、「平成27年度全国高等学校総合体育大会(2015 君が創る 近畿総体)ボート競技大会 兼 第63回全日本高等学校選手権競漕大会」への出場を決めました。インターハイへの出場自体は、2012年のダブルスカルの部での出場、2013・2014年の舵手付きクォドルプルの部での出場に続き4年連続となります(なお、今回出場するメンバーのうち、新井 勇大君は前回大会にも出場しています)。ようやくつかんだ近畿インターハイへの切符、選手諸君には、多くの方々の熱い思いを胸に、真正面から全力で挑んでほしいと願っております。

 今後も引き続き皆様のご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。