
9月11日(日)・12日(月)に戸田ボートコース(埼玉県戸田市)において行われた「平成28年度県民総合体育大会 兼 埼玉県高等学校新人大会ボート競技会」に、本校端艇部が出場。昨年に続き、男子舵手付きクォドルプル・ダブルスカル・シングルスカルの全種目(いずれも1,000m)で決勝に進出し、舵手付きクォドルプルの部で足田 拓真君・梅津 貴大君・武岡 大雅君・中川 健人君・藤原 龍也君(いずれも2年)のAクルーが3分27秒38のタイムで優勝。ダブルスカルの部では笹本 賢佑君・平澤 佑介君(いずれも2年)のAクルーが3分51秒59のタイムで第3位入賞、シングルスカルの部では中村 隆一郎君(2年)のBクルーが4分11秒10のタイムで第4位入賞、一矢 悠介君(2年)のAクルーが4分16秒69のタイムで第5位入賞を果たしました。これに伴い、本校端艇部は男子の全種目について、来る10月29日(土)・30日(日)に同じ戸田ボートコースにて行われる「平成27年度関東高等学校選抜ボート大会」への出場を決めました。
代替わり後初の公式戦でしたが、今回特に印象的だったのが2年生の成長です。昨年は、当初は艇も満足に持てないところからスタートしましたが、3年生から後を託されて責任感を強く抱くようになったのでしょう、代替わり以降、1年生を良くリードし、秋元 啓佑 新ヘッドコーチ(本校55期)をはじめとするコーチの皆様の親身なサポートを受けながら、黙々と練習に励んできました(顔つきも凜々しくなってきています!)。今回の結果は、まさにその成果があらわれたものといえるでしょう。また1年生の諸君も、今回がデビュー戦ながら、全艇が準決勝進出を果たすことができました。関東選抜大会に出場しない場合、公式戦自体は来年5月(予定)の関東大会県予選までお預けとなりますが、学業との両立を図りつつ、今回の好成績を胸に、オフシーズンの練習にも前向きに取り組んでほしいと思います。
さらにこの日は、本校端艇部の並木 大晟君・古谷 高章君(いずれも3年)が参加した埼玉県選抜の舵手付きクォドルプルクルーも、オープン参加として新人戦に出場。3分22秒52のタイムを記録していました〔このクルーは、10月6日(木)から9日(日)に田瀬湖ボート場(岩手県花巻市)にて行われる「第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)」に埼玉県代表として出場する予定です〕。1年生から3年生まで、それぞれが今後に向けて期待の持てる試合内容となったのではないかと思います。
なお、試合当日は引退した3年生が後輩のためボートホルダーとして大会運営に協力してくれたほか、保護者の方々、さらにはこれまで5年半にわたって部員諸君をご指導頂いた桜井 雄太 前ヘッドコーチ(本校36期)をはじめとするOBの皆様も多く応援に駆けつけて下さり、部員諸君を激励して下さいました。いつもありがとうございます。
今後も引き続き皆様のご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。