10月4日(火)から7日(金)までの4日間、3年生は恒例の見学旅行で、中国・四国地方を訪れました。

今年度は昨年度から行き先を少し変え、新幹線を広島駅で降りて宮島・道後・琴平を巡るコース(1班・ABF組)と、岡山駅で降りて琴平から入る逆コース(2班・CDE組)に分かれての実施です。以下、2班を中心に報告します。

出発前には、台風18号の影響で瀬戸大橋が渡れない可能性まで想定したものの、2班は新幹線からバスに乗り換え何事もなく琴平へ。瀬戸大橋を渡る途中、与島に降り、アルバム委員の主導で記念写真を撮ることもできました。琴平ではクラスごとに旧金毘羅大芝居(金丸座)を見学し、各自で金刀比羅宮へ。多くの生徒が1368段の石段を登り、本宮の先にある奥社にも足を運んでいました。

2日目は当初、瀬戸内海に浮かぶアートの島・直島に向かう予定でしたが、台風のため高知へ。龍河洞、高知城を見学した後、ひろめ市場で各自昼食をとりました。一時強まった雨に濡れた生徒もいましたが、その後訪れた桂浜では雨が上がり、雄大な太平洋を眺めることができました。夜は1班・2班とも道後に宿泊、道後温泉本館で温泉情緒を楽しんだ生徒もいたようです。

台風が通過し、お天気に恵まれた3日目、1班は予定通り直島へ。2班はお昼まで松山市内自主研修、午後は船で宮島に渡り、厳島神社や宝物館を自由に見学・拝観しました。夕方、潮が引き、社殿や大鳥居がライトアップされると、生徒たちは砂浜に降りて鳥居まで歩いたり、写真を撮ったり、思い思いの時間を過ごしていました。

4日目は再び船に乗り広島へ。バスで平和記念公園まで移動すると、被爆者の方の講話を聴き、ガイドさんについて公園をめぐるコースと、広島市現代美術館で開催されていた特別展「1945年±5年」を鑑賞するコースに分かれました。その後、両コースとも広島平和記念資料館を見学。アジア・太平洋戦争の時代と社会、戦争の惨禍について理解を深めました。

2班が直島に行けなかったのは残念でしたが、心配されたほどには台風の影響もなく、2日目以外は天候に恵まれて、1班・2班とも大事なく帰ってくることができました。

(写真はすべて本校新聞部写真班の提供です)


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