2017年度の第1学年研修旅行は、5月9日から11日までの2泊3日で鎌倉・横浜・三浦半島にて行いました。

近年、第1学年の旅行は箱根で実施していたのですが、実施場所・研修内容を見直し、今年から新たな場所での研修でした。出発前は、教員にとっても初めての場所の為、未知の部分・不安な点が多々ありましたが、予定の研修日程を終えることができました。

A~C組は、初日は大船駅で集合後、鎌倉・江ノ島周辺で班別自主研修を行い、夕刻までに三浦半島のホテルへ来るという内容でした。2日目は各クラスで時間を少しずつずらしながら午前中は小網代の森、天神島、浄楽寺を訪れ、午後は船で猿島を訪れて島内を見学しました。3日目は朝から班ごとの自由行動で、三浦半島のホテルを出発し、横浜周辺を散策して山下公園に集合しました。D~F組は1日目と3日目の行動が逆になります。

1日目と3日目の班別自主研修は、事前に詳細な行動計画表を作成したおかげで、おおむね円滑に進んだ様子でした。鎌倉周辺では寺院を中心に見学した班が多く、古都の歴史を感じる事ができたのではないでしょうか。横浜周辺では中華街、赤レンガ倉庫、横須賀などを中心に行動した班が多くありました。

2日目の全体行動では小網代の森、浄楽寺、猿島でそれぞれ、ガイドの方に説明をして頂きました。小網代の森では2時間にわたり生態系の学習、浄楽寺では運慶作の仏像、阿弥陀三尊・不動明王・毘沙門天像の見学、猿島では主に太平洋戦争の傷跡について2時間ほどのガイドツアーでした。いずれも個人ではなかなか体験することのない貴重なものでした。

生徒達は普段、教室で行うものとは異なる学習を体験するとともに、互いの親睦を深め合い、今回の旅行を今後の糧としてくれることでしょう。


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