2018年度も横浜・鎌倉・三浦を中心とした1年生の研修旅行を5月8日(火)から10日(木)に行いました。今年は例年にない寒さで初日と2日目は15℃を下回り、さらには3日間とも雨が降りました。特に9日は低気圧の通過に伴う40ミリを超えるまとまった雨となり、野外研修には厳しい天気でした。

A~C組は大船駅に集合後、鎌倉・江の島パスを受け取り班別に自主研修を行いました。2日目は午前中、雨の中を小網代の森、天神島、浄楽寺へ、3つのクラスが時間をずらしながらまわりました。午後は荒天により船が欠航したため猿島ツアーは中止となり、八景島の水族館見学に代わりました。最終日は朝ホテルを出発して自主研修を行い、夕方までに神奈川県立歴史博物館に来て見学後、解散となりました。D~F組は初日と最終日の行程が逆に、2日目の午前と午後の行程がそれぞれ逆になります。

入学したばかりの1年生にとって初日と最終日の自主研修は、知り合って一か月ほどのクラスメイトと道に迷いながら、文字通り自主的な研修となったようです。事前に班ごとに計画書を作って臨みましたが、計画通りに進んだ班もあれば、予定外のハプニングがあり大遅刻をしてしまった班もありました。いずれも良い経験になったことでしょう。2日目の小網代の森と浄楽寺の見学ではガイドの方に説明をしていただきました。雨が降る中、しっかりと耳を傾け集中して説明を聴いていました。

最後に、横浜方面で集合場所とした神奈川県立歴史博物館は、2年ほどの改修工事を経て2018年4月28日にリニューアルオープンしました。本校OBの千葉毅さん(2003年卒)が学芸員をしています。今回の研修旅行の企画に積極的に関わっていただき、集合場所としての利用も快く引き受けてくださりました。後輩たちがやってくるたびに笑顔で出迎えている彼の姿に時の流れを感じました。