2019年度も横浜・鎌倉・三浦を中心とした1年生の研修旅行を5月7日(火)から9日(木)に行いました。雨が続いた昨年とは違い、三日とも暑さを感じるほどの晴天に恵まれました。

今年はすべてのクラスが横浜の神奈川県立歴史博物館前に集合しました。馬車道の駅からすぐのところにある博物館ですが、道に迷うなどしてメンバーがなかなか揃わない班もあり、互いのコミュニケーション力を試される機会となりました。学芸員で本校OBの千葉毅さん(2003年卒)には本年もお世話になりました。館内を見学後、生徒たちは班に分かれ、横浜市内から横須賀、夕方の集合地である三浦半島のホテルまで、事前に計画した場所を自主研修しました。十連休明けの日だったこともあり、休館日となっている博物館・資料館等も多かったようで、そこは少し残念でした。

2日目午前の猿島ツアーは、富士山が遠くにくっきりと姿を見せる中、ガイドのみなさんに島内の歴史遺構を案内していただきました。午後は小網代の森、天神島、浄楽寺をクラスごとに時間をずらしながらまわりました。小網代の森でもNPOのガイドさんたちが自然の保存について力強く語ってくださり、浄楽寺では運慶の仏像を間近で見学しました。最終日は鎌倉・江ノ島パスを手にホテルを出発して、班ごとに自主研修を行いました。夕方までに鶴岡八幡宮の敷地内にある鎌倉国宝館に集合し、館内を見学後に解散となりました。

今年は初日の朝の集合以外はほとんどの班が集合時間を守り、スムーズに行程が進みました。何より、青く晴れ渡った空の下で各所をめぐり、クラスメイトたちとも存分に交流を深めることができたと思います。