ご報告が遅くなりましたが、9月24日(火)から27日(金)までの4日間、3年生は恒例の見学旅行で、中国・四国地方を訪れました。
今年度は、新幹線を広島駅で降りて宮島・倉敷・琴平を巡るコース(1班・ABC組)と、岡山駅で降りて琴平から入る逆コース(2班・DEF組)に分かれての実施です。以下、2班を中心に報告します。
岡山駅を降りた2班はバスに乗り換え、瀬戸大橋を渡って琴平へ。各自、参道で昼食を食べた後、それぞれのペースで金刀比羅宮への石段を登りました。多くの生徒が1368段をのぼりきって奥社を訪れていたのは例年のことですが、今年は表参道から奥社まで、2往復する猛者もいました。
2日目はバスで一旦本州に戻り、宇野港から瀬戸内海に浮かぶアートの島・直島に向かいました。ベネッセハウスミュージアムや地中美術館、家プロジェクトなどのアートスポットはもちろん、サイクリングをしたり、ソフトクリームを食べたり、生徒たちは友人同士、島での自由な時間を思い切り楽んでいました。この日の夜は1班・2班ともに倉敷アイビースクエアに宿泊。到着時には本塾大学商学部卒業の塾員である社長自らお出迎えいただき、一昨年度と同様、大いに歓迎していただきました。
3日目は倉敷から宮島まで、長距離移動を含んだ自主研修です。倉敷の大原美術館、尾道の千光寺や呉の大和ミュージアムのほか、姫路城や岩国まで足をのばした生徒もいました。尾道ラーメンや焼き牡蠣など、食事も大いに楽しんだようです。夜は宮島に宿泊。翌朝、皆で厳島神社を拝観、宝物館も見学しました。宮島のシンボルである大鳥居は修理中で見ることができませんでしたが、おみくじをひいたり、鹿と戯れたりしつつ、厳島の歴史と文化について学んでくれたはずです。
港に再集合後、フェリーで宮島口に渡り、バスで広島平和記念公園へ。十数人ずつの小グループに分かれ、ガイドさんについて公園を巡った後、今年4月にリニューアルオープンした平和記念資料館を見学しました。やや駆け足でしたが、広島と原爆、戦争の惨禍、核兵器の問題について、各々目と耳で学び、肌で感じて、理解を深めてくれたことと思います。
今年度の3年見学旅行は、1斑は最終日に雨に降られたものの、天候にも概ね恵まれ、体調を崩した生徒も少なく、1班・2班とも大きな事故なく帰ってくることができました。なお、来年度の見学旅行は行き先を大きく変え、東北方面を予定・計画しています。
(右上から1、10、12~14、18番目の写真を除き、撮影は本校新聞部生徒)