2021年11月1日(月)に行われた都大路(全国大会の通称)への県予選会で本校の歴代最高記録を樹立しました。特に順位はそれまでの19位を大きく上回る10位に入りました。中学時代は長距離では県大会に出るのがやっとだった選手や初心者が中心なのは変わらない中で快挙だと私は思います。

 コロナの影響で活動制限が多い中、自主練習期間中も自分を見失うことなくやれることをやり続け、合宿に行けない夏場は劣悪な環境でしか練習ができない中、粘り強く頑張った精神的安定感の成果だったのかもしれません。自分を見切らず続けていくことで様々なものが見えてきて、そして自分たちでもびっくりな競技結果まで出せた選手たちは最高です。

 2月6日(日)に行われる予定だった今年度の埼玉県駅伝がコロナの影響で中止になってしまいました。この冬場も3年生を中心に初入賞が現実目標になっていたので残念な限りです。3年生は引退試合が目前で消えてしまいましたが、ここに至るまでに仲間と鍛えて過ごした充実した時間は変わりません。結果的に1度しかなかったチャンスをしっかりものにした素晴らしい選手たちでした。

(文責:大瀧学)