8月22日(月)から25日(木)まで、3泊4日で志木の森ツアーを行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりとなりましたが、天候にも恵まれ無事にプログラムを実施できました。以下に、委員長の3年大野航君の報告を掲げます。

 今回私たちは志木の森ツアーとして慶應義塾志木高等学校が所有する三重県の森の調査へ行きました。この調査は20年以上前から年2回慶應志木生有志で行われていましたが、新型コロナウイルスの影響で2年の間実施できず、殆どの参加者が志木森ツアー未経験で手探りの中何とか開催することが出来ました。

 3泊4日のスケジュールで1日目は移動の疲れもあるためレクリエーションとしてkiondという森に関する施設で木を使用した工作を行い、本格的な森林調査は2日目と3日目に行いました。今回は2年ぶりということもあり、先ずは全員が木の周囲や高さの測り方を教えてもらい、その後に先輩方が植えた木の成長の調査、傷の有無、倒れていないかなどを調査し、また慶應志木構内に同時期に植えられた同種の木との成長度合いの比較等もしていきました。そして2年間調査がなかったことによる木の名札の劣化等を手入れしました。今回のことで2年の間は空いてしまいましたが、今まで、そしてこれからのこのデータを使用することで木の成長と環境の関わりなどを考えることが出来、授業にも生かすことが出来ると思います。

 そして森林の調査が終わったあとは三重県の自然に触れるレクリエーションをしました。まず、3日目の午後にサイクリングとカヤックのうち希望する方を体験しました。私はカヤックを体験しましたが、この暑い中ダム湖でのカヤックはとても楽しく、涼むことも出来ました。また命綱付きで小さな河に飛び込むという特別な体験も出来ました。またサイクリングを選んだ人によると、サイクリングでは電動自転車を使い60km程度を走り海まで観光に行くことも出来たそうです。そして3日目の夜には雲も消え、宿泊場所の外広場から満点の星空を見ることも出来ました。4日目は近くの道の駅でお土産を買った後伊勢神宮で自由に観光し、その後帰宅しました。レクリエーションは楽しむことが出来、森林調査も今後のツアーに繋げることのできる調査を出来たと感じています。