3月6日(月)から9日(木)まで、3泊4日で志木の森ツアーを行いました。天候にも恵まれ無事にプログラムを実施できました。以下に、委員長の3年大野航君の報告を掲げます。

 3月6日から3月9日までの3泊4日で春の志木の森ツアーを開催致しました。2020年から去年の春のツアーまで新型コロナウイルスの影響で実施することができていませんでしたが、去年に続けて今回も1人の脱落者も出さずに最後までやり遂げることが出来ました。

 まず1日目には新幹線などで移動した後に鳥羽水族館という日本で唯一ジュゴンが見られる水族館を見学しました。東京から三重までの移動の疲れをいやすこともでき、海にも近い場所である鳥羽水族館は、自然に触れ合う本ツアーの初日としてとても楽しむことができました。

 前回は森での簡単な説明と胸高直径や樹高を測定しただけでしたが、今回はそれに加えて参加者全員が樹の枝打ち(木材にする用の樹に生えた無駄な枝を切り落とすことで木材に加工した時に節が目立たないようにする林業の作業の一つ)も行いました。また夜には光も少ない環境であったため、満月を含めオリオン座などの多数の綺麗な星座も観測することができました。

 そして前回と同じく3日目の午後にはレクリエーションとしてカヌーとサイクリングの二つを希望者ごとに分かれて楽しみました。また志木の森ツアーに協力してくださっている吉田正木さんが三重県の協会の会長を務めているスポーツであるクッブも体験しました。

 このように志木の森ツアーは成功しましたが、今まで何度もお世話になってきた宿泊所のおおみやサイクリングターミナルが私たちを最後の客として閉業してしまうと知りました。そのことも踏まえて3日目の夜、夕食後に学年をまたいだ参加希望者で今まで志木の森ツアーで何度も使われており、新型コロナウイルスの影響で前回と今回公式の予定として使用することはなかった自炊所を使用してカレーなどを作ろうという企画が持ち上がり、全員で楽しむことができました。

 4日目の朝に最後のおおみやサイクリングターミナルに別れを告げた後、前回と同じく伊勢神宮の外宮と内宮をお参りし、その後おかげ横丁などの店を各自自由に散策しました。

 3年の私は今回で慶應志木高等学校を卒業してしまいますが、卒業後もOBとして参加をしたいと思える旅行になったと考えています。そして、次期志木の森委員長である2年生の辻君も今回様々なことに積極的にかかわってくれていたため、来年からの志木の森ツアーも盛り上げていってくれると思います。