2025年9月20日(土)14:00-16:00,第32回自然観察会を開催しました.天気予報は実施期間中の降雨を告げていましたが,終了間際に雨脚が強くなった程度でほぼ問題なく実施できました.今回も幅広い年齢層の方々に参加いただき,最終的な参加人数は152名となりました.
今回は,本校3年生の生物選択生徒によるインストラクターの数が多かったため,参加者の方々を9つのグループに分け,各グループに数名のインストラクターが常時同行した状 態で校内を散策する形にしました.生徒は,葉,花,実,樹皮など,各部分ごとの専門家(生徒が担当)を置き,参加者の方々に説明をしていました.
この時期の校内は実りの秋であり,シラカシ,クヌギ,コナラなどのドングリを小さいお子さんが一生懸命拾っていました.また,ミズキやオニグルミ,イチョウなども実をつけて地上に落としています.花は少ない時期ですが,ヤブミョウガ,ヒヨドリジョウゴ,ヨウシュヤマゴボウ,キツネノマゴなどの花々が来場者の目を楽しませてくれます.
生物部の生徒たちもスタンプラリーのサポートをしつつ,主に動物を中心に来場者の方にさまざまな生き物を紹介していました.観察会の最後ではインストラクターを代表して,3年A組の河原輝君が挨拶をし,閉会としました.
2007年に始まった自然観察会は,18年間で累計2,662名のご参加を頂いたことになります.その間,地域の方々,OB,保護者の方々にも数多くご参加を頂き,そのお力添えで無事に運営してこれました.この場を借りて感謝申し上げます.