台湾台北市にある薇閣雙語高級中學(Taipei Wego Private Bilingual Senior High School、以下Wego)との交流プラグラムを実施しました。
9月2日(火)~9月8日(月)に、本校の生徒9名(3年生3名、2年生6名)と河野文彦校長、中島義和事務長、引率教員3名がWegoを訪問しました。生徒達は、7月に受け入れたペアの家庭でホームステイを体験しました。Wegoでは、校内ツアーに始まり、生徒主催の歓迎会で、歌やダンスなどの出し物とゲームを楽しんだ後、伝統芸能や化学の授業に参加しました。翌日からは、台北・陽明山でのマウンテンプログラムにも参加しました。両校混合チームに分かれたアクティビティなど、専門の教員による指導のもとで充実した活動を行いました。夕食には自分たちで作った餃子を味わい、夜は自分たちで建てたテントで宿泊し、友情を深める貴重な体験となりました。そのほか、台北101や国立故宮博物院なども訪れ、多くの思い出を共有することができました。
今回、この交流プログラムが10回の節目を迎えたのを記念した式典を行いました。李光倫総校長と河野文彦校長が協定書に調印し、李許元齢董事長と中島良和事務長との間で記念品の交換を行いました。式典には、両校の教職員、生徒のほか、普通部、中等部からも部長、教員が参列しました。両校の10年間の交流を振り返り、その継続、そして深化を確認し会う機会となりました。
進学校のWegoと一貫教育校である本校との交流は、文化的な背景だけでなく、違う環境に学ぶ同世代との出会いという意味でも、大きな意義があります。短期ながら濃密な時間を過ごした生徒諸君の一層の活躍が期待されます。
台湾訪問後の生徒の感想(9月)
今回の国際交流プログラムを経ての一番の感想は楽しかったということです。
台湾の参加者の人達とみんなでいろんな場所に行きました。最初は台湾の参加者の家族とうまくやっていけるかや向こうの料理は口に合うか、など多くの不安がありましたがそのどれもが杞憂に終わり楽しく過ごせてよかったです。
また今回のプログラムで自分から行動することの大切さを学びました。当たり前のことですが台湾では知り合いなんてほとんどいません。そんな中向こうの学校の授業や行事に参加します。それはとても緊張します。実際私はとても緊張しました。しかし緊張して何もなく授業を終えたらこのプログラムに参加した意味がないなと思いなにか気になることがあったら自分から声をかけることを意識しました。そこで実際に話しかけてみると自分の緊張が馬鹿らしくなるくらい話が盛り上がりました。言語の壁なんてほとんど感じませんでした。そこでできた友達は自ら行動しなければ得られなかったものだと思います。自分から行動するのは怖いけれど一歩を踏み出す価値はあるなと思いました。
また実際にこの目で異文化に触れその中で生活して自分の価値観が広がったなと感じます。異常に多いバイクの量や豚の血の串、道路が左側通行だったりタワーマンションの横に古い建物があったりするなど多くの異文化に触れその中で生活しました。そのおかげで日本では一生できないような経験をいくつもしました。それを通して自分の世界が広がったなと感じます。
今回のプログラムで多くのことを経験し人として大きく成長したなと感じます。今回のプログラムは多くの人のおかげで成り立っています。おかげでとても良い経験ができました。ありがとうございます。
(2年 早川智貴)
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