3月16日(月)から19日(木)まで、志木の森・春のツアーを実施しました。天候不順のため中止となったイベントもありましたが、地元の方々の協力も得ながら概ねつつがなくツアーを終えることができました。以下に実行委員長、小田義人君(3年)の報告を掲載します。

 3月16日から19日にかけて春の志木の森ツアーを開催しました。参加生徒は16名(うち1年生2名、2年生3名、3年生11名)でした。

 志木の森ツアーは本校OBである第11期卒吉田善三郎氏によって本校に寄贈された三重県多気郡大台町・度会郡大紀町にある「志木の森」に有志で訪れ、森林の維持活動、植生・地質の調査を中心に活動しています。1996年から始まり、途中新型コロナウイルス等によって開催できない時期もありましたが、現在まで続いている大切な学校行事です。

 今回行った志木の森ツアーでは、1日目に東京駅から新幹線で名古屋まで移動した後、貸し切りバスに乗り換え、伊勢神宮の外宮、内宮に参拝しました。

 2日目は、午前中に吉田正木さん(塾員・吉田本家山林部代表)を中心とした林業家の方々の協力のもと、檜の苗木の作り方を学びました。実際に苗木を作る体験を通して、30周年記念の植樹祭の準備を整えることができました。午後は大紀町周辺でサイクリングを行いました。その後、吉田正木さんが本ツアーの目的や森林の働きについてのレクチャーをしてくださり、志木の森の重要性を再認識することができました。

 3日目は、志木の森の檜の林である「深山」で間伐作業を行いました。その後、伊勢神宮の別宮である瀧原宮に参拝しました。夕食はジビエバーベキューで三重県大紀町の山で捕獲された鹿の肉を頂きました。夕食後にキャンプファイヤーを行う予定でしたが、あいにくの雨で中止となってしまいました。

 4日目は、前日に降っていた雨が無事に上がり、名古屋港水族館を存分に楽しむことができました。その後東京駅に戻り解散しました。このように今回も企画盛りだくさんのツアーとなりましたので、志木校生活の中で大切な思い出になると思います。

 志木の森は今年で30周年という大きな節目を迎えます。30年前に植えた苗木は成長し、今回「深山」で間伐した木材は本校の教室の表札に利用することができました。樹木の成長とともに受け継がれてきた伝統をこれからも存続させるために今年30周年記念式典を行います。今回作った檜の苗木は本校敷地内に植樹します、さらに今ツアーで学習した技術を生かして本校にある志木市天然記念物の長勝院旗桜の苗木も自分たちで作成しました。それを三重の「志木の森」に植樹します。これから50年、100年続く志木の森の活動の一部を担えたことを嬉しく思います。