8月1日(土)から8月23日(日)にかけて、本校2年生2名が、オーストラリア・クイーンズランド州のToowoomba Grammar School(トゥーンバ・グラマー・スクール、以下TGS)で、約3週間の国際交流プログラムに参加しました。TGS長期プログラムは毎年実施しており、今年で9回目を迎えました。
志木高では夏休み真っただ中のこの時期、オーストラリアは冬で、TGSでは第3学期(Term 3)の授業が行われています。生徒たちはホストブラザーとともに通常授業に参加し、登下校や食事、放課後の活動まで、TGS生のありのままの学校生活をともに経験しました。
今回は、1名がホストファミリー宅でホームステイをし、もう1名は校内のBoarding House(寄宿舎)で生活しながら、週末をホストファミリーと過ごしました。日本とは異なる生活環境の中で、学校だけでは見えないオーストラリアの日常や家庭文化にも触れることができました。放課後や週末には、Boarding Houseやホームステイ先で心温まる交流が数多く生まれました。
言語はもちろん、食事、生活リズム、授業の進め方など、慣れない環境の中で過ごした約3週間。戸惑いや発見を重ねながら、自分から話しかけること、相手を理解しようとすること、自分の考えを伝えることの大切さを実感する機会となりました。出発時には緊張した表情を見せていた2名も、帰国時には充実感に満ちた笑顔を見せ、この3週間で得た経験の大きさを感じさせてくれました。
11月末からは、TGSの生徒2名が本校を訪れ、ホームステイや学校生活を通じて再び交流を深める予定です。今後も、より多くの志木高生とTGS生が国や文化を越えて友情を育んでいくことを期待しています。
オーストラリア訪問後の生徒の感想
帰国後、僕が最初に発した言葉は「またすぐオーストラリアに戻ろうと思うよ」だった。
58日間ある夏休みのうち23日間、僕はオーストラリアに留学に行った。ホストブラザーは11年生、日本でいうと高校2年生に相当する。彼の通っている学校は、創立151年の歴史を持つToowoomba Grammar School(以下TGS)で、僕はそこに15日間通った。
TGSは志木高とは違い、学校にいる間はスマホの利用が禁止されているが、一人1台ノートパソコンが支給されている。一授業時間は55分で、休憩5分と志木高より一見ハードに見えるが、2時間目と3時間目の間にはモーニングティータイム、4時間目と5時間目の間にはランチタイムがあるので、あまり大変には感じなかった。また、土日が休みなのも大きく、プライベートな時間も十分確保できたと思う。
TGSには指定の制服がある。青ベースに金のラインが入っているものだ。僕も登校日は日本から持参したブレザーとネクタイを着用した。月曜、金曜はブレザーを着る必要のない(私服というわけではないが)カジュアルデーとなっている。授業は3Dプリンターを使った設計デザインや生徒同士でのディベートなど面白い授業を多く取り入れていた。昼食は、タクショップという売店のようなものがあり、そこで飲み物や軽食を買う事ができる。僕は、ホストマザーがお弁当を持たせてくれていたので買うのはお水くらいだった。飲み物は大体1本500円程度だったので、日本と比べると物価は高めだ。
ホストファミリーは、両親とホストブラザー、妹、弟の5人家族だった。僕は一人っ子なので、兄弟がいる生活が新鮮だった。夕食は、両親がオーストラリア国外の出身だったこともあり、比較的辛い料理が中心だった。一番おいしかったのは、ビーフシチューと手作りのパンだ。ホストマザーはとても親切で、料理があまりできない僕に一からパンの作り方を教えてくれて、日本でも作れるようにレシピまで丁寧に教えてくれた。毎週末はバーベキュー。オーストラリアの家はとても広いので、バルコニーのような庭があり、そこで家族全員で火を囲んでお肉を食べた。その時間で一気に心の距離が縮まったように感じた。週末は、ホストファミリーといろいろな観光地に行った。登山や動物園、クライミング、観光列車に乗ったりもした。本当に貴重な経験をたくさんさせていただき感謝の気持ちでいっぱいだ。
最後にホストファミリーをはじめ、今回の留学に関わってくださった先生や関係者の皆様のおかげで一生忘れることのできない貴重な経験ができたことに感謝申し上げます。(2年 吉江 宗真)
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