27日の曇りがちな天気、そして28日夕刻の後夜祭は雨に見舞われながらも、2日間で3,000名を優に超えるお客様(初日:1,400人超、2日目:1,800人超)にご来場いただき、盛況のうちに終えることができました。

恒例となっている中庭での中夜祭や体育館で行われた後夜祭、理科棟を会場としたライブならびにホーム・ルーム棟で催されたお化け屋敷などのさまざまな演目が若い来場者を集める一方、体育館では、在校生、保護者、受験生、近隣住民の方々など幅広い年代の来場者が、器楽部の演奏やワグネル・ソサィエティーによる男声合唱、マンドリンクラブによる演奏などを楽しみました。

メディア棟で行われていた教科発表では、「創作漢詩」や、夏目漱石「夢十夜」をもとにした企画、SFとして仮想惑星を構築する「惑星を仮説する」などのバラィエティに富んだ展示がなされ、本校の国語教育の特徴が存分に紹介されていました。また、日本の歴史の中で生み出されたさまざまな造形物を俯瞰する「比べる日本美術史」と題された社会科の展示、外国語科が主催する恒例の英語コンテスト「Shiki's Got Talent」なども注目を集めていました。

1階のピロティでは、慣れない手つきで包丁を握り、一生懸命野菜や肉を切ってヤキソバを炒める生徒の姿や、焼きたてのワッフル、フランクフルト、今川焼などに舌鼓を打つ来場者の姿も見受けられました。

時代の流れを反映して、志木高の収穫祭もその内容は徐々に変化していっています。これからも志木高生がその創造力を垣間見せてくれる行事であり続けて欲しいと思います。

 


年間行事