9月21日(土)14:00-16:00にかけて第15回 自然観察会が催され、無事に終了いたしました。

当日は晴天に恵まれ、比較的気温が高めでしたが、木陰には十分な涼しさがあり、その中で本校を取り巻く秋の自然景観のひとつである様々な落ち葉やドングリ、この時季に花を咲かせたり、身をつける草木の数々を参加者の皆様と一緒に観察していきました。本校からは3名の専任教員と22名の3年生インストラクター(生物履修者有志)により校内の秋の自然について解説を行いました。

今回も80名前後の参加をいただき、2つのグループに分かれて約1時間半をかけて校内を1周し、さまざまな動植物の観察を行いました。観察会当日は、ミズヒキ、キツネノマゴ、センニンソウ、ノブキ、ヒガンバナなどが花を残しており、特にヒガンバナは今年初めて「白花」が咲きました。また、樹木ではジュウガツザクラが花を咲かせており、本校の半年に及ぶ「花見シーズン」がはじまりました。また、クヌギやコナラ、シラカシ、マテバシイなどのブナ科の木が数多くのドングリをつけているため、受付時に渡した採集袋にたくさん拾っていただきました。

観察会終了後は、本校のOB会に飲み物を提供してもらいながら、生物教室において「ドングリの見分け方、落ち葉で分類する植物」の簡単なお話しをさせていただき、ドングリを見分ける時には「殻斗」と呼ばれるお椀状の、帽子のように見える部分の模様が大切であることなどをお話ししました。来年も、5月と9月のそれぞれ第3土曜日に観察会を予定しています。

【自然観察会当日の風景】

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