2013年10月8日~11日にかけて、長野県諏訪市周辺および新潟県糸魚川市周辺を中心に行われた第2学年の理科研修旅行は無事終了しました。
台風24号の接近により、大雨や強風の影響が危ぶまれましたが、全行程の2日目と最終日の午前中にそれぞれ小雨に降られた程度で、研修自体は順調に予定を消化しました。途中で体調を崩した生徒が若干名おりましたが、それ以外の生徒は、予定の研修日程をこなすことができました。
研修内容は昨年度とほぼ同様で全体を大きく2班に分け、諏訪で生物・化学研修から入る班と糸魚川で物理・地学研修から入る班でそれぞれスタートしました。生物・化学研修は、諏訪湖複数箇所ならびに木崎湖や青木湖の水質調査から水質汚染・浄化を通して湖水生態系の理解を深めました。物理・地学研修では、今年クラス数が7クラスに増えた事で一箇所研修地を増やし(能生小泊地区=弁天岩ジオサイト)、一日半かけて日本列島形成の歴史について学びを深めました。
また、往路・復路の途中にある野辺山の電波天文台では直径45メートルの電波望遠鏡を見学。同じく、長野の善光寺参拝では真っ暗な「戒壇巡り」の中で「極楽の錠前」に触れるなど、ひと時の観光を楽しんだようです。
A、B、C組は志木高にて、D、E、F、G組は新宿駅にて散会し、それぞれ帰路につきました。来年度も同地での理科研修が予定されています。
【研修の一コマ】