何度も大雪が降った長い冬が去り、春の陽光に包まれた志木高キャンパスで、3月23日(日)、2013年度の卒業式が挙行されました。

式典は、卒業生227名、卒業生保護者、卒業後40年の記念に招待された第24期の卒業生(約60名)、教職員らが一堂に会し、午前10時から本校体育館にて行われました。はじめに大塚主事による学事報告、続いて卒業証書授与、優等賞、皆勤賞、精勤賞の各表彰者報告、高橋校長による式辞、在校生代表の送辞、卒業生答辞等があり、最後は器楽部の伴奏で「塾歌」を斉唱しました。

式典には、2012年9月まで本校で校長を務められた下村裕慶應義塾大学法学部教授もお祝いに駆けつけてくださいました。卒業証書授与では、一番最初の生徒に2枚卒業証書が手渡されてしまうというハプニングもありましたが、その後は、むしろこのハプニングのおかげでとても和やかな、志木高らしい雰囲気で式が進んでいきました。

式後には、本校の同窓会組織である慶應志木会への入会セレモニーと、志木高在学中の顕著な活躍に対して贈られる「慶應志木会賞」の授与も行われました。

卒業生一人一人が、志木高の3年間で学んだ知識、鍛えられた身体、育んだ友情を大切にし、さらに大きく羽ばたいてくれることを期待しています。