講談社の月刊誌『小説現代』(201411月号)に、本校3年の小嶋一樹君の作品が掲載されました。同誌には「ショートショート・コンテスト」(選者は作家の阿刀田高氏)のコーナーがあり、毎月、応募された作品の中から優秀作品5作が掲載されています。今回、3年自由選択科目「近・現代文学」の授業で創作した作品を応募したところ、小嶋君の作品は11月号の首席として評価されました。昨年も本校から入選者が出ましたが、学生対象ではなく、一般・社会人対象の同コンテストにおいてのこの結果ですから、喜びもひとしおです。今後も文学を「読む側」としてだけでなく、「表現する側」として堪能していってもらいたいと思います。

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小嶋君のコメント

「そもそも、このコンテストに作品を出したこと自体忘れていたので、入選と聞き非常に驚きました。ショートショートを書くにあたっていろいろと難しさを感じましたが、徐々にアイディアが湧き、結果的に楽しく書くことができました。あまり奇をてらわずにシンプルに書こうとしたのが良い結果に繋がったのかもしれません。文章に限ったことではないですが、『表現』は経験したことが生きてくると思います。これから多くのことに関心を持ち、『表現』の幅を広げていきたいです。」