20150212succer02.JPG2月8日(日)に埼玉県高校サッカー新人戦の1回戦「慶應志木高校 vs 浦和東高校」が西武台高校グラウンドにて行われました。
強豪校相手に粘り強く戦いましたが、PK戦にて敗退しました。
応援してくださった方々ありがとうございました。

慶應志木 2-2(前半1-1)PK3-4 浦和東

サッカー部OBで、大学生コーチをしている宮田コーチ(商学部3年)の試合結果報告を掲載します。

「慶應志木高校、浦和東高校に2度追いつくもPK戦で惜敗」

12時30分に試合が始まると、開始早々から慶應志木は浦和東のパスワークによって守備の時間が多くなります。浦和東は速いプレスでボールを奪ってサイドに展開しますが、慶應志木は郡山(2年)、佐々木(2年)の両サイドバックが上手く対応し、決定的な場面を作らせませんでした。

立ち上がりのプレッシャーが弱まった前半10分過ぎ、浦和東は慶應志木の不用意な縦パスを奪い、ショートカウンターから最初の決定機をゴールに結びつけます。 一点ビハインドを追う形になった慶應志木はFW陣を中心に浦和東のサイドを崩しにかかります。すると、前半30分過ぎに右サイドでスローインを獲得。このスローインの跳ね返りを前線に送ると混戦からFW栗野(2年)が中央を突破、GKの脇を抜く鋭いシュートを突き刺し同点にします。お互い決定的なシュートを数本打ち合い1対1で前半を折り返します。

後半に入ると、浦和東はサイドを攻め立てた前半からうって変わって、中央からゴールに迫ります。慶應志木は浦和東の勢いに押されコーナーキックに逃げざるを得なくなります。後半10分、浦和東は鋭いコーナーキックをFWが頭で合わせてネットを揺らします。

またも一点ビハインドを追う慶應志木は交代選手とポジションチェンジで打開を図ります。浦和東の高いDFラインを突くようにカウンターを試みますが、なかなかシュートに結びつきません。慶應志木DFの攻略を試みる浦和東の攻撃を間一髪で凌ぐと、左サイドからの崩しで浦和東DFラインを突破します。しかし、ゴール前で打ったシュートは浦和東GKの好守もあり、枠を捉えず。

終盤、DF岡野(1年)、白井(1年)を前線に上げ、ロングボールからゴールに迫ると、浦和東DFが慶應志木FWをペナルティエリアで倒し、PKを獲得します。このPKをFW栗野がサイドネットに決め、同点に追いつきます。

80分では勝敗が決まらず、延長戦に入ります。GK河野(2年)が、至近距離からのシュートを防ぐなど守備では粘るも、攻撃は浦和東相手にシュートまで結びつかず、突き放す1点が遠いまま延長戦が終了。PK戦に入ります。

浦和東のPKは素晴らしいキックでしたが、ここでもGK河野が5本中1本をセーブします。慶應志木は良いキックで狙いますが、浦和東のGKがこれを上回り2セーブ。 慶應志木は前年度選手権ベスト4のチーム浦和東を相手にして、相手の動きに慣れてきた後半以降は、互角に渡り合いますが、一歩及ばず。新人戦での挑戦は埼玉県ベスト16で終わりました。

今大会で得た自信と敗戦の悔しさを忘れずに、春からの試合に備えたいと思います。

【今後の予定】
4月11日~  関東大会県予選(出場32チーム)
4月初旬   U18西部支部2部リーグ
5月中旬   U16埼玉県リーグ昇格決定戦(新入生での試合)

※サッカー部の詳細については、本校ウェブサイトの学校生活「クラブ紹介 サッカー部」のページもご覧下さい。
※新入生の練習見学を2月28日(土)から開始します。詳細は、サッカー部顧問までご連絡ください(048-471-1361)。