20150807_Rowing01.jpg 7月30日(木)から8月3日(月)に円山川城崎漕艇場(兵庫県豊岡市城崎町)にて行われた「平成27年度全国高等学校総合体育大会(2015 君が創る 近畿総体)ボート競技大会 兼 第63回全日本高等学校選手権競漕大会」に、本校端艇部が男子舵手付きクォドルプルの種目(1,000m)で埼玉県代表として出場しました。インターハイへの出場自体は4年連続、舵手付きクォドルプルの種目でのインターハイ出場は3年連続でのことです。

 日本海へと注ぎ、名湯地として名高い城崎温泉からも歩ける距離の円山川で行われた今回のインターハイでは、福原 涼介君・新井 勇大君・本多 進之介君・宮嵜 裕之君(以上3年)・並木 大晟君(2年)のクルーが、多くの関係者が見守るなか、レースに臨みました。7月31日(金)の予選(8組)こそ、3分37秒78のタイムで、わずか0.05秒差で上位のクルーに敗れ(写真判定も行われるほど!)、敗者復活戦にまわりましたが、8月1日(土)の敗者復活戦(2組)では3分24秒45のタイムで、翌8月2日(日)の準々決勝(4組)では3分49秒40のタイムで、それぞれ1位通過で快勝し、一昨年(2013年)以来の準決勝進出を果たしました。しかし、毎年のことながら全国大会のレベルは高く、8月3日(月)の準決勝(1組)で、3分02秒54のタイムで惜しくも敗退しました。それでも、全国でベスト16に入る大健闘に、3分ジャストに迫る好タイム。クルーの諸君には胸を張ってもらいたいと思います。

 20150807_Rowing02.jpg また、今回の遠征でも、部員・コーチはもとより、普段の県大会に劣らないほど多くの保護者・OB保護者・OBが泊まりがけで現地に駆けつけ、熱心に応援して下さいました(ありがとうございます!)。なかでも地元城崎温泉で老舗旅館を経営されている西村 肇君(塾員・円山川城崎ボート協会会長・旧城崎町長)からは特に歓待を受け、二度にわたり風呂をご提供下さるなど、部員諸君を親しく激励して頂きました。部員諸君も感激しきりで、今回のインターハイ遠征は、志木高のみならず、義塾の絆の強さを実感する、またとない機会ともなったようです。この場をお借りして、厚く御礼申し上げますとともに、部員諸君には、お支え下さる皆様への感謝の気持ちを忘れず、自らを律していってほしいと強く願っております。

 なお、この試合を機会に本校端艇部は代替わりし、来たる9月4日(金)・5日(土)に戸田ボートコース(埼玉県戸田市)で行われる県新人戦、さらには10月末の関東選抜大会、来年の全国選抜大会(春)・インターハイ(夏)出場を目指して、1・2年生を中心に活動することになります(前出の3年生の新井・宮嵜両君については、9月下旬に滋賀県立琵琶湖漕艇場で行われる第70回国民体育大会「2015紀の国わかやま国体」ボート競技に埼玉県代表選手として出場予定)。今回大会への出場・応援を通じてハイレベルな試合に直に触れた2年生部員を中心に、さらなる活躍をみせてくれることが期待されます。

 今後も引き続き皆様の温かいご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。