Rowing_20170512_001.jpg 5月12日(金)に戸田ボートコース(埼玉県戸田市)において行われた「平成29年度関東高等学校体育大会ボート競技埼玉県予選会」に、本校端艇部が男子舵手付きクォドルプル・ダブルスカル・シングルスカルの全種目(いずれも1,000m)で出場。ダブルスカルの部で一矢 悠介君・笹本 賢佑君(いずれも3年)のクルーが3分52秒80のタイムで第2位に入賞したほか、舵手付きクォドルプルの部では足田 拓真君・梅津 貴大君・武岡 大雅君・中川 健人君・藤原 龍也君(いずれも3年)のAクルーが3分44秒04のタイムで第4位に、またシングルスカルの部でも平澤 佑介君(3年)のクルーが4分28秒44のタイムで同じく第4位入賞を果たしました。これに伴い、本校端艇部は男子の全種目について、埼玉県代表として、来る6月3日(土)・6月4日(月)に潮来ボートコース(茨城県潮来市)にて行われる「平成29年度関東高等学校ボート大会 兼 第57回関東高等学校選手権競漕大会」への出場を決めました。

Rowing_20170512_002.jpg 今年度最初の公式戦。今回のMVPは、第2位に入賞したダブルスカルの両君でしょう。普段は主務・副務として部を切り盛りし、信頼を集めていますが、試合ではなかなか思うようにいかず、特に終盤伸び悩むようなレース展開が多く見られ、今回も敗者復活戦を何とか切り抜けての決勝進出でした。ところが決勝では、終盤で、それまでのレース展開が嘘だったかのような追い上げを見せ、終わってみれば、1位と0秒23という僅差での2位。あと少し距離が長ければと悔やまれますが、両君にとっては大きな自信となったことでしょう。また、敗者復活戦といえば、シングルスカルの平澤君も同じ敗者復活戦からの勝ち上がり。予選ではあとわずかというところで2位となり、敗者復活戦にまわりましたが、くじけずに踏ん張り、今回の結果となりました。シングルスカルとしての経験も浅いなか、日頃黙々と練習に励んでいる成果が徐々に花開いてきているようです。

 惜しかったのは、舵手付きクォドルプルの部でしょうか。Aクルーの諸君は、3月の全国高等学校選抜ボート大会(男子舵手付きクォドルプルの部で全国14位)・4月の第86回早慶レガッタ(高校舵手付きクォドルプルBの部で優勝)、そして今月の第67回戸田レガッタ(男子舵手付きクォドルプルの部で第2位入賞)と、同じメンバーで着実に戦績を残してきましたが、決勝前には思わぬハプニングもあり、今回は悔いの残る結果となりました。他方、Bクルーは2年生中心のクルーですが、決勝は逃したものの、Aクルーとともに臨んだ準決勝で0秒84差まで迫る健闘ぶりをみせました。Aクルーの諸君は関東大会で、B・Cクルーの諸君は来月半ばのインターハイ県予選で、ともども捲土重来を期してもらいたいと期待しております。

 今後も引き続き皆様のご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。