2017年5月27日、好天に恵まれた青空のもと春の慶早戦(1回戦)が行われ、1年生全員で神宮球場へ応援に行きました。

時々雲が通り過ぎて日射が遮られるとありがたく感じるほどの暑さにもかかわらず、2連勝すれば慶應の優勝のかかっていたこの一戦に、慶應・早稲田あわせて3万の大観衆が集いました。志木高の生徒も一貫教育校出身者を除くとおそらく初めての慶早戦観戦です。

スタンドの応援席に到着したのは11時過ぎ。試合開始まで2時間弱。それほど早く行くのはなぜかというと、そこでは應援指導部の指導のもと応援の練習が行われるのです。塾歌、若き血。生徒たちも大きな声で歌います。さらには早稲田の応援部を交えての応援合戦と続きます。

試合は5回まで手に汗握る投手戦。6回には本校野球部出身の卒業生がマウンドに立つと志木高席がにわかに盛り上がります。そしてその裏の慶應の攻撃。満塁本塁打で一気に4-0。肩を組み、若き血を歌いスタンドは大興奮。ところが7回表に早稲田が5点を奪い4-5。しかしその裏、リーグ史上初となる1試合2本目の満塁本塁打で8-5と再び試合をひっくりかえします。結局このまま試合は終了。慶應の35度目のVに一歩近づきました。

試合が終わり塾歌斉唱。早稲田とのエール交換。脱帽しお互いの健闘たたえ合いました。さらに慶應讃歌、丘の上。一貫教育校の生徒・児童は、最後までみな歌い慶應義塾の一員であることを自覚する一日となりました。


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