本校の第63期卒業生で、現在慶應義塾大学経済学部3年の根岸祐太君が、新年1月2日・3日に行われる第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)本選に学連選抜チームの一員として出場することが決まりました。区間は現在のところ復路となる8区が予定されているようです。

10月の箱根駅伝予選会と11月の10000m記録挑戦競技会で好記録を残し、正選手の座を勝ち取ったとのことです。

根岸君は、中学時代はサッカー部で駅伝とは全く縁がない普通の生徒でしたが、本校の競走部に入部後めきめき力をつけ、1年生ながらチームの奥多摩渓谷駅伝初優勝に貢献しました。その後順調に記録を伸ばし、3年の夏合宿明けから体つきが変わってきて、高校駅伝、埼玉駅伝とチームの大エースとして安定感のある走りをした選手でした。

箱根駅伝出場を目標に、大学でも体育会で競技を続け順調に自己記録を伸ばしておりました。 今年度から、箱根駅伝はもちろん実業団でも活躍された保科コーチの指導のもと、裏付けのある練習ができ、今回の快挙につながったのだと思います。 箱根がなかなか遠かった伝統校のプレッシャーを力にかえられる素晴らしい選手だと思います。 まさに「素人からたたき上げられて夢を掴んだ」根岸君に御声援をよろしくお願いいたします。

(文責:競走部部長 大瀧学)