平成29年全国高等学校総合体育大会水泳競技の400M個人メドレーにおいて3位に入賞した本校3年の野田瑛太君が、平成29年度小泉体育努力賞を受賞し、卒業式で表彰されました。

 昭和41年(1966)8月、慶應義塾の学事振興、ならびにこれに関連する事業を行うことを目的に、塾生時代には体育会庭球部の選手としても活躍した経済学者、小泉信三元塾長を記念して、小泉信三記念慶應義塾学事振興基金が設置されました。翌42年、同基金による事業「学生の学問・体育の奨励と表彰」の一つとして、「人物が優秀で、かつ健康であり、スポーツを通じて慶應義塾の名声を高らしめた体育会所属の団体、または個人を表彰する」ために制定されたのが、小泉体育賞・小泉体育努力賞です。

 以下は受賞した野田君のコメントです。

 この度は、大変歴史ある小泉体育努力賞を受賞することができ、とても嬉しく思います。
 健康のために始めた水泳ですが、体がボロボロになるまで泳ぎ続けました。その結果、インターハイで表彰台に上がることができました。努力は裏切らないということを教えてもらいました。ここまで続けてこられたのも、家族、仲間、先生方そして周りの全ての人のおかげであり、感謝でいっぱいです。「ありがとうございました。」

 小泉体育努力賞が受賞できたのは、野田君の絶え間ない努力と教職員の皆様のご尽力のおかげです。深く感謝を申し上げます。どうもありがとうございました。

(水泳部部長 樋口裕輔)