9月27日(火)、9月28日(水)に1年生全員を対象としたBLS講習会を本校体育館で行いました。「BLS」とはBasic Life Support(一次救命処置)の略称で、日常生活の中で突発する健康危機に市民が即座に判断し、とるべき行動をまとめたプログラムです。本校では1999年から行っています。

 当日は、2名の講師の方々に来校していただきました。テキストと人工呼吸用携帯マスクが一人一人に、練習用の人形は二人に一体用意され、胸骨圧迫、人工呼吸、Automated External Defibrillator(自動体外式除細動器)の使用方法について指導していただきました。また止血方法、ショック状態の人への対応、熱中症の対処方法についての講義もしていただき、実践的な講習となりました。

 今年の夏は新型コロナウイルス感染の急拡大と熱中症の影響で、救急車の要請件数は増加しました。いち早く一次救命処置を行うことは、救命率の向上に繋がります。万一の時には今回の講習で学んだことを少しでも活かしてもらえればと思います。