1月6日、朝日新聞社主催の「私の折々のことばコンテスト2022」の受賞者が発表されました。応募総数26,289点の中から本校2年の金子蒼良君の作品が高校部門の佳作に選ばれました。このコンテストは、自分の「心に響いた大切なことば」を挙げて、そのことばにまつわるエピソードをつづるというものです。

 金子君は、合同チームで一緒になった、聾学校に通うチームメイトからの手話による「大丈夫」ということばを取り上げました。手話を用いたコミュニケーションを通して、ことばとは音声や文字だけではないということを知り、自分のなかで「ことばの世界」が広がったという内容でした。ふだん何気なく使っている「ことば」を見つめ直す機会が得られたようです。

 この場をお借りして、栄えある賞を授けてくださった朝日新聞社と、選出してくださった鷲田清一氏に深く感謝を申し上げます。どうもありがとうございました。

 以下、金子君の受賞の感想です。

 部活動でチームメイトになった聾学校の友人との思い出がこのような形で表彰していただけて嬉しかったです。聾学校の友人との経験を通して心の通わせ方が一つではないことを学び、それを改めて文章化することでことばの世界の広さを実感することができました。

*詳しくは「私の折々のことば」公式サイトをご覧ください。