3年生自由選択科目のことばと文学(に)履修者64人が稲作に挑戦しました。今年度、日本語特論では、俳句を通じて、校内の四季の移り変わりとそれに根ざした日本語の世界を体感してもらっています。日本語には、農耕を中心に生活してきた歴史が反映しています。その一端に触れるため、実際に稲を植え収穫する経験をしてもらいました。

 校内には、隣接した2枚の田んぼがありますが、片側はイグサやガマの侵食を受けています。4月から5月にかけて、まずはその駆除を行いました。田植えは5月27日に行い、稲は順調に生長しました。秋は雨が多く、作業のタイミングが難しいところもありましたが、10月2日に稲刈り、10月16日に籾摺りと脱穀を行いました。収量は約2升で、中華がゆにして試食を行いました。