このたび、本校3年生の水井大翔君の詩「おおきなもの」が、第33回武蔵野文学賞「高校生部門」(詩部門)で最優秀賞に選ばれました。本賞は、すぐれた小説・俳句・短歌・詩・評論を顕彰する、高校生・大学受験生を対象とした文学賞であり、2025年12月13日(土)にオンライン授賞式がありました。

 選者は詩人の文月悠光さんで、選評では、「表現欲と、言葉をコントロールしようとする歓びが満ち」ていると高く評価されました。以下の武蔵野大学HPから、受賞作品と選評全文を読むことができます。

武蔵野文学賞「高校生部門」

 水井君は新聞部に在籍し、これまでも校内新聞に瑞々しい短篇小説や知的な閃きのある論考、さらに詩論と詩を組み合わせた作品を発表してきました。また、日本現代詩人会に詩を投稿し入選したことがあります。

 今回の受賞は、様々な言語表現の可能性に真摯に向き合ってきた水井君にとって、貴重で大切な通過点となるはずです。

 水井君からのことばです。

 詩を始めて一年と少しの月日が経ちました。その中で私は、時間が有限であるという事実を、改めて強く意識するようになりました。同時に、見る角度ひとつで、世界は無限に広がっていくものだということを知りました。ひとりひとり、限られた時間の中で、自分に見えている世界を、どれだけ自分のことばとして掬い取ることができるか----高校生という一度きりの時間を切り出した詩の、ほんの一部分ではありますが、それを尊敬する詩人・文月悠光さんに評価していただき、「武蔵野文学賞」という名誉ある賞に名を連ねられたこと、心から嬉しく思います。これからも、新たな景色に出会い、新たなことばを紡ぎながら、自分自身と、この世界に誠実に向き合っていきたいです。