2026年3月20日(金)から22日(日)の3日間にかけて、令和7年度全国高等学校選抜ローイング大会が静岡県浜松市天竜ボート場にて開催されました。本校からは、2025年11月1日、2日に行われた関東高等学校選抜ローイング大会 (記事はこちら)を勝ち抜いた男子舵手付きクォドルプル (舵手1人と漕手4人で構成される種目) のクルーが参加しました。本大会の男子舵手付きクォドルプルでは、全国から24クルーが選抜され、優勝を目指します。本校では、2024年3月(2023年度)以来の全国選抜大会出場です。予選では、6クルーずつの4組に分かれ、準決勝の椅子を争いました。

 予選は3月20日(金)に行われました。普段のレースでは1000mを争っていますが、本大会はその倍の2000mを争います。本校クルーは予選2組に参加しました。普段戦うことのない相手とのレースに、選手たちは楽しそうに、そして同時に引き締まった表情でスタート地点に向かっていきました。

 スタートの合図がなると、少し肌寒い気候の中、普段のレースとは異なる距離、ペース配分などに苦労しながら、必死のレースが行われました。その結果、本校クルーは予選2組を1位でゴールしました (500m:1分46秒68/1000m:3分35秒41/1500m:5分23秒28/2000m:7分13秒37)。ゴールタイムは2位とは約3秒差、3位とは6秒差でした。本レースの結果、準決勝への進出が決まりました。岸に戻って来た彼らの表情は、予選通過を喜びながらも、早くも次の日の準決勝に向けて引き締まっていました。予選のタイムは、予選に参加した全24クルーの中でもトップとなりました。

 翌21日も、天候に恵まれた中、準決勝のレースが開始されました。準決勝は、予選通過クルー、敗者復活戦を勝ち抜いたクルーで争い、18クルーが3組に分かれて戦います。各準決勝の上位2位までが翌日の決勝戦に進むことができます。本校クルーは準決勝1組のレースに臨みました。春の暖かな陽気の中、レースは14時10分から始まりました。

 本校クルーは500mを1分50秒40というタイムで1位通過し、その後も対戦相手に追い上げられたり、迫られたりしながらも、最後まで1位をキープしてゴールラインを通過しました(500m:1分50秒40/1000m:3分44秒53/1500m:5分36秒42/2000m:7分24秒33)。ゴールタイムは、2位とは約3秒差、3位とは約5秒差でした。前日の疲労が残る中、見事に決勝進出を決めました。クルーも、本校関係者も歓喜に沸いた瞬間となりました。

 翌22日、本校クルーは決勝のレースに臨みました。風が少し強く吹いていましたが、前日と同様天候に恵まれた中でのレースとなり、本校クルーは全国選抜大会優勝を目指して、岸からレース場に向かっていきました。

 11時50分、ついにレースが開始されました。序盤,500mを2位で通過しました(1分44秒69。1位とは約0.5秒差、3位とは約2秒差)。その後も必死に1位に食らいつき、1000mも2位で通過となりました(3分34秒44。1位とは約2秒差、3位とは約0.5秒差)。しかしながら、徐々に1位クルーに距離を離され、また3位クルーの追い上げもあり、1500mでは3位で通過となりました(5分23秒47。1位とは約3秒差、2位とは約1秒差)。その後も1位、2位についていき、3位で2000mラインを通過しました(7分10秒43。1位とは約5秒差、2位とは約3秒差)。全国選抜大会第3位となった瞬間でした。

 岸に戻って来たクルーたちを関係者、保護者で出迎えましたが、彼らは複雑な表情で戻ってきました。1位と5秒差という、あと一歩のところで全国優勝に届かなかったことに悔しさを覚えている様子でした。彼らは全国でも通用するという確かな手ごたえと、そして一方で自分たちに足りない何かを感じているようでした。

 今回の全国選抜大会は3位という素晴らしい結果となり、日頃の練習の成果が発揮された大会となりました。男子舵手付きクォドルプルでは、2019年以来の全国選抜大会第3位です。惜しくも優勝には届きませんでしたが、今回の結果を誇りとして、自信をもって次の大会に臨んでほしいと思います。

 今後とも皆様方の応援のほど、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。