本校卒業生で、現在は慶應義塾大学に在学しながら、 新進気鋭の歌人としてもたいへん活躍している福山ろか君が、この度NHK Eテレ『NHK短歌 私の宮沢賢治』に出演しました。
 そこでは、自身の短歌の紹介に加えて、「いちご摘み」の企画に参加しております。
 「いちご摘み」とは、ある短歌から「一語」を自身の短歌に詠み込み、またその中のいずれかの「一語」が次の歌人の短歌に取り入れられて詠まれていく、というリレー形式の短歌の文芸的試みの一つです。

 本校の国語では、短歌をはじめとした定型詩を重点的に扱っています。
 2025年度は、福山君を講師として招き、2年生の文学国語の授業で生徒が作成した短歌を添削、アドバイスしてもらったほか、講演で31音に想いを込める短歌の魅力を語ってもらいました(記事は「第2学年 OBの学生歌人・福山ろか君の講演・歌会を開催」)。
 また、本校発行の雑誌『ことばと文化』にも、短歌に対する考え方や上記講演の様子を寄稿してもらうなど、本校生徒の定型詩に関する教育に多大な貢献をしてもらいました
 加えて、2025年の収穫祭(本校学園祭)では2年生文学国語で短歌の展示を行いましたが、その会場にも足を運んでもらい、生徒の作った短歌を鑑賞して、生徒と深く交流してもらいました。
 当時の2学年は現在の3年生であり、福山君は本校生徒たちにとって身近なお手本であるとともに、短歌という文学作品を学ぶ上で最も影響を与えた一人であるといっても過言ではありません。

 福山君のさらなる活躍を祈念します。

 

<福山ろか君 略歴>
2004年 静岡県に生まれる。現在は埼玉県在住。
2021年 高校1年次、現代文の授業をきっかけに作歌を始める。茶屋町歌会などに参加。
2022年 「さえずりに気づく」50首で第68回角川短歌賞次席。
2023年 慶應義塾大学法学部政治学科進学。東京大学Q短歌会入会。「眼鏡のふち」50首で第69回角川短歌賞次席。
2024年 「白昼」30首で第35回歌壇賞次席。
2025年 短歌道場in郡上2025に俵匠見、成宮櫻子と「福山ほか」として出場し、優勝。
                                        (福山君のNoteより引用)