夏期休暇中に天文部員が「スターキャッチコンテスト」というイベントに参加し、準優勝という結果を残した。それについて、生徒に紹介記事を書いてもらったので、以下に報告する。
8月21日に、スターキャッチコンテスト(以下、SCC)がぐんま天文台で開催された[*1]。SCCは、大会主催側が指定した星をあらかじめ定められたキットから作り上げた望遠鏡を用いていかに早く見つけられるかを競う[*2]。志木高からは3年生の小林優太と2年生の岡田広暉の2名が埼玉チームとして参加し、6チーム中準優勝を収めた。
大会は、群馬県高山村にある「道の駅 中山盆地」が会場として使用された。大会では自分たちがキットより作成した天体望遠鏡を持参し、架台については天文部室に保管してあるPORTA IIを使用した。7時からの観測であったが、曇天に見舞われほとんど星が見えない状態であった。したがって導入する対象物としては地上の建物や光源が選択され、普段とは違った導入スキルが試されていた環境であった。
まず司会者が導入する対象を指定し、一斉にスタートする。導入できたら他チームは待機し、大会公認ジャッジが判定を下す。導入できていると判断されればそのチームに1ポイントが与えられ、導入できていなかったら再び一斉に導入がスタートする。1から3回戦までが行われ、その概要を以下に示す。いずれも3点先取で勝利となる。
・第一ラウンド
3チームが競って指定された地上物を導入した。3チーム中2チームが通過できる。
・第二ラウンド
2チームが争う。遠くに設置されたiPadに映し出された天体を導入したときもあった。3-1で勝利。
・第三ラウンド
2チームで決勝戦。時々星が見えたので2回ほど星を導入する機会が与えられた。1-3で敗北。第三ラウンドで
はすぐ星が雲に隠れてしまうような状況で、ハイレベルな導入が求められており、素早く導入していた対戦相
手の技術と経験に感服した。
当日はぐんま天文台までSCCA所属のボランティアの方が送迎。天文台では簡単なオリエンテーションが行われ。天文台職員の方からのツアーに参加し特殊な望遠鏡や展示品に触れる機会を得た。他校の天文部との交流もすることができ、非常に充実した時間を過ごせた。映画「この夏の星を見る(2025年公開)」のモデルとなった大会でもあるので、本大会の知名度が上がっていくことも併せて期待したい。 (3年小林優太)
*1:大会HP「スターキャッチコンテスト公式サイト」
*2:茨城県発の大会。今回の関東大会では、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城から中高生が参加した。
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