講談社の月刊誌『小説現代』(2015年11月号)に、本校の五嶋優貴君(3年)の作品が掲載されました。同誌には作家の阿刀田高氏が選者となる「ショートショート・コンテスト」があり、毎月、応募された作品群からベスト5が掲載されています。その中で五嶋君の『最後の手紙』が3番手相当のものとして評価されました。高校生対象のコンテストではなく、一般向けの雑誌にあってのこの結果は、本人にとって大きな自信となり、今後の励みになることでしょう。これからも文学面にかぎらず、いろいろな場面において「創る力」を発揮していくことを期待しています。なお、入選こそ逃しましたが、神原惇之介君(3年)も予選を通過しました。

*五嶋君のコメント

「今回、私が書いた作品が『ショートショート・コンテスト』において入選という形で『小説現代』に掲載されたことに多大なる驚きと喜びを感じています。初めはテーマも何も与えられず、ただショートショートを書いていくということもあって難しい部分がありました。しかし限られた文字数の中で自分らしさを表現していったものが阿刀田高さんの目に留まったという事実を自信にこれからの作品創作に励んでいきたいと思います。」