IMG_0207.JPG昨年(2017年)は、夏目漱石の生誕150周年ということで各地で関連行事が催されました。その中のひとつ、「夏目漱石・記念年実行委員会」主催による「高校生の君たちへ 漱石作品読書感想文」において、本校から2年丸山滋君が佳作、同じく2年西野由樹君が入賞に選ばれました。全国から1,053点もの応募作品があったなか、3回の選考会を経て、見事受賞となりました。選考委員長は直木賞作家で、日本文藝家協会会長である出久根達郎氏。漱石の記念すべき年にこうした賞をいただいたのも何かの縁。これをきっかけに、ぜひ漱石の他の作品にも親しんでいってほしいと思います。

【受賞者のコメント】

佳作 丸山滋君(写真右)

この度は佳作をいただいたことを、大変光栄に思っています。数ある漱石作品の中から自分が選んだ『坊つちやん』は、教科書や本で読んだことがあっただけでなく、朗読で聞いたこともあり、興味を持っていました。今回この賞をいただけたことは、更なる興味につながりました。この気持ちを忘れず、これからも努力し将来に生かしていきたいと思います。

入賞 西野由樹君(写真左)

この度はコンクールに入賞し、とてもうれしく思います。昨年の夏休みに漱石の作品の『こころ』を読み、感想文を書きました。作品を自分なりに解釈し、考えをまとめて表現することは大変でしたが、自分の内面と向き合う良い経験になりました。これからも読書の機会を持ち続けていきたいです。