
さる5月11日(金)・12日(土)開催の埼玉県予選会を経て、昨秋の関東高等学校選抜ボート大会(相模湖)以来、久々の遠征となったこの大会。1日(金)午後の公式練習では、日常練習している人工の戸田ボートコース(埼玉県戸田市)とは大きく異なる、刻々と波が変化する黒部川(利根川支流)の環境に、ダブルスカル・シングルスカルともに悪戦苦闘している様子でした。そのせいもあったのでしょうか、コースに慣れないなかでの2日午前の予選では、先に出漕したダブルスカルクルーは予選A組2位(3分31秒22)とまずまずの発進だった一方で、予選C組に出場し、前半500m地点では1分57秒45で3位通過(2位と0.3秒の僅差)と、予選突破も視野に入っていた今回初遠征の山嵜 陽太君(2年)のシングルスカルクルーが、途中で沈没するというアクシデントに見舞われました。その後の3日のダブルスカルの準決勝結果(前出)を考えても、今回は種目を問わず、本人たちにとって悔いの残るレース結果となったようです。とはいえ、過去にはデビュー戦で沈没しながら、その後の頑張りで3年次には国体県選抜選手に選ばれた先輩もおりましたので(そんなに古い話ではありません)、この経験を糧にして歩を進めてほしいと思います。
さて、そんななか、いよいよ明日6月15日(金)からは「平成30年度学校総合体育大会兼全国高等学校総合体育大会ボート競技県予選会」が行われます(16日まで戸田ボートコースで開催予定)。昨夏の代替わり以来、さまざまな困難に直面してきた今期の諸君ですが、悲願のインターハイ出場に向けて、これまでの練習の成果をいかんなく発揮してもらいたいと大いに期待しております。
今後も引き続き皆様のご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。