2018年6月2日(土)、春の慶早戦が行われ、第1学年全員が神宮球場へ応援に行きました。同行してくれた教育実習生の内村朝樹君(本校2014年卒/本塾大学大学院修士課程)が引率記を書いてくれたので、以下に掲載します。

 6月2日(土)に東京六大学野球春季リーグ戦慶早戦(早慶戦)が神宮球場にて行われ、第1学年全員と第2、3学年の希望者が観戦しました。予想以上の炎天下の中、13時に試合開始です。3回表に早稲田の先制点を許しますが、4回裏で慶應が3点を取り返すと塾生みんなで肩を組んでの「若き血」の大合唱。その後もこのリードを守りきり、どちらも新たな加点のないまま、見事伝統の一戦に勝利しました。

 今回引率にご一緒させていただき、私が志木高の1年生だった頃に生徒として慶早戦に参加した思い出が蘇ってきました。公立中学を卒業して間もなく、まだ慶應義塾に思い入れのない私でしたが、いざスタンドに座ってみると、三色旗と同じ色のうちわやメガホンを自然に振り回し、声援を送っていました。あれから7年、今でもテレビでスポーツの試合が行われていると、ふと慶應の選手が出ているチームを応援している自分がいます。遡れば慶應義塾の塾生であることを最初に意識したのがこの慶早戦だったかもしれません。

 また、先生方に同行していると、すれ違う大学生に頻繁に声をかけられます。先生方に嬉しそうに近況を話している様子を見るとどうやら志木高の卒業生のようです。慶早戦は義塾全体だけでなく、"志木高"も感じられる、先生方にとっても楽しいイベントのようでした。