3月19日(金)から22日(月)まで、3泊4日で志木の森ツアーを行いました。以下に、委員長の3年小嶋由平君の報告を掲げます。

 3月19日から22日の3泊4日で春の志木の森ツアーを開催しました。新型コロナウイルスも落ち着いて例年通りの活動を行うことが出来ました。今回は参加者13人に加えて、塾生会議で慶應が保有する森林をどう活用するかという課題に取り組む3人の大学生や、慶應の森を管理する岡田常任理事が一緒に参加しました。

 1日目は東京駅から新幹線で名古屋まで移動した後、近鉄特急ひのとりに乗って津駅に移動しバスで伊賀上野城に行きました。お城の中の様々な展示物を見学し、忍者博物館を訪れて忍者になりきった気分で見学をしました。生徒全員で昼食のうどんを食べた後に伊勢に移動して、いつもコーディネーターを務めてくださっている吉田正木さん(塾員・吉田本家山林部代表)の林業についてのお話を拝聴しました。その後宿泊場所である奥伊勢フォレストピアに移動しました。

 2日目の午前は志木の森「里山」へ移動し、これまで記録してきた木の胸高周囲、樹高を測定しました。前回の夏の志木の森ツアーでは雨の影響で作業がほとんど進まなかったのでその分今回は行わなければならない事が増え、苦労していました。午後はレクリエーションを行いカヌーのグループとサイクリングのグループに別れてそれぞれ楽しみました。冬の寒さの中でカヌーを漕いだり、雨の中50km自転車を漕いだりするなどかなり過酷なレクリエーションとなってしまいました。

 3日目の午前には志木の森「深山」へ移動し、前日と同じように測定作業を行いました。作業終了後は奥伊勢フォレストピアに移動し参加者全員でBBQを楽しみました。たくさんお肉を食べた後は木の棒を投げてどれだけ木片を倒すか競うクッブというレクリエーションをクッブ協会会長の吉田さん指導の元、引率の先生と共に行いました。

 4日目は奥伊勢フォレストピアを離れ、伊勢神宮を訪れて成績に関してお祈りをしたり、おかげ横丁で自由に観光そして昼食を取りました。

 今回は前回夏に比べ天気にも恵まれとても嬉しいツアーとなりました。次回の2024年度夏の志木の森ツアーでは新1年生を加えて同じように頑張りたいです。