2024年5月7日(火)~9日(木)、第1学年の研修旅行を実施しました。今年度からコロナ禍以前の旅程に戻し、2泊3日で横浜・三浦半島に行きました。
1日目は神奈川県立歴史博物館に集合・見学した後、班ごとに横浜・鎌倉・横須賀周辺で自主研修を行いました。生憎の雨となりましたが、元町周辺の見学地や横浜中華街での食事、記念艦三笠など横須賀周辺の見所を周遊し、夕刻にホテルに再集合しました。
ホテルでは、翌日の見学地である城ヶ島、小網代の森についてのレクチャーを行いました。教科書の写真に使われる地層が実際に観察できる場所であることなど、解説を熱心に聞いていました。今回から、食事がビュッフェ形式に戻り、新たな仲間とテーブルを囲んで楽しみました。
2日目は小網代の森、浄楽寺、城ケ島、ペリー公園をそれぞれクラスごとに時間をずらして見学しました。城ケ島では、教員によるガイドのもと、地層の堆積構造や断層を実際に見ながら学習しました。小網代の森では、NPO法人の方々による案内で森の生態系の変化を感じながら散策しました。浄楽寺では、近代日本の郵便制度を創設した前島密についての話を伺い、鎌倉時代の仏師、運慶の手になる阿弥陀三尊像・不動明王立像・毘沙門天立像を間近で拝観しました。ペリー公園では日米の交流の歴史について学び、隣接する海岸に出て往時の面影を感じました。
3日目は再び班ごとの自主研修を行いました。最後は鎌倉、鶴岡八幡宮の鎌倉国宝館に再集合し、研修の仕上げとして熱心に仏像を拝観しました。
中学校までとは違い自由度の高い旅行でしたが、それぞれ充実した旅程を組んで研修を行い、お互いに親睦を深めることができました。