2024年5月25日(土)、第30回自然観察会を実施しました。コロナ禍後で事前予約制を解除して、以前と同様の形式での実施となりました。受付記録から124名の参加を頂いたようです。前日の天気予報では晴天ながらも最高気温は25℃前後ということでしたが、ほぼ予報通りで熱中症に多少の配慮をしながらも、安全に実施できました。

 今回は、見学コースを定め、決められたポイントに生徒が待機して説明を行う、という形式を取りました。説明を担当する生徒は生物を選択している3年生ですが、参加者からの「ベストインストラクター」投票があることもあり、説明に工夫をしつつ熱心に取り組んだようです。

 校内では、多くのキク科植物(ハルジオン、ヒメジョオン等々)が開花期を迎え、カエデ科植物(トウカエデ等々)が翼のついた種子を実らせていました。また、多くの常緑樹(ユズリハ、シロダモ、キヅタ、ヤツデ等々)の新葉の入れ替えの時期でもあり、新緑がきれいでした。

 小さいお子さん向けに、3か所に異なるスタンプを用意し、全部揃うと「ある絵柄」が浮かび上がるというスタンプラリーは生物部の生徒が対応してくれました。

 閉会式では生徒を代表し、E組の田村君と本島君が挨拶をしてくれました。参加者の何人かに感想を伺いましたが、とても好意的な印象を持って頂けたようです。

 次回は9月21日の土曜日14~16時、ドングリなど秋の実や花をテーマにしたものを予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。