201407_wego.jpg志木高独自の国際交流プログラムとして、これまでオーストラリアのトゥーンバ・グラマー・スクールとの交流がありましたが、本年度より新たに、台湾にある私立学校、薇閣雙語高級中學(Taipei Wego Private Bilingual Senior High School,以下Wego)との交流が加わりました。その記念すべき第1回として、6月29日(日)~7月5日(土)の7日間、Wegoの10年生(日本の高校1年生に相当)10名と、引率教員1名が本校を訪問しました。

初日には、まず慶應義塾大学三田キャンパスにて、Wegoの生徒・引率教員と本校ホストファミリーとの対面式および歓迎セレモニーが行われました。Wego生徒とホストブラザー(本校生徒)とは、事前にメールなどにより親睦を深めていましたが、ここで初めて実際に対面して互いに紹介され、本格的な交流が始まりました。訪問期間中は、4名が本校3年生の家庭に、6名が本校2年生の家庭にそれぞれホームステイし、ホストファミリーのご協力のもと、日本の生活を体験しました。

7日間の滞在期間中、Wego生は通常授業のほか、クラスマッチ博物館見学会(於・東京国立博物館)歌舞伎教室(於・国立劇場)などの学校行事にも、本校生徒と共に参加しました。 また、クラスマッチ開催日の午後には、器楽部員による演奏や、茶道・弓道体験を楽しみました。離日前日の7月4日(金)には、生徒会とホストステューデントの主催でFarewell Partyが開かれ、卓球やゲームをしたり、一緒に歌ったりと、志木高での最後のひと時を和やかに過ごしていました。

この1週間は、ホストステューデントになった志木高生や、Wego生にとって思い出深いものになったようで、7月5日の離日時には、羽田空港で別れを惜しんで涙する生徒たちの姿がみられました。Wego生のなかには、卒業後、慶應義塾大学への留学を希望する方もあり、名残惜しそうに、台湾への帰途につきました。