フィールドワーク:しながわ水族館

しながわ水族館は東京都品川区の品川区民公園内南端にあるコンパクトな水族館です。東京湾に関する展示に特に力を入れていますが、2005年の4月に品川プリンスアクアスタジアムがオープンするまで、都内で唯一イルカショーのある水族館でした。fieldwork2.jpg

今回はイルカの特徴と安楽死問題について知るため、しながわ水族館にメールでインタビューをしました。

Q1. イルカをほかの動物と比較して特別だと感じますか? また、特別だと感じる場合はどういった部分をそう感じますか?

A1. ほかの動物と何を比較するのかが理解できませんが、行動や生態についてお答えすると、私は特別だとは感じたことはありません。

Q2. イルカは賢い動物として有名ですが、イルカを賢いと感じるのはどういうときですか?

A2. 種目を取得させる際に前回実施したことを覚えていて、よかったとされることは覚えている(学習能力がある)ときに賢い動物だと思います。

Q3. 現在も行われているイルカ漁に関して、どうお考えですか?

A3. 日本の食文化の中には、古くから鯨肉を食する食文化があります。したがって、日本の伝統的な漁と考えています。

Q4. イルカにとって、寿命以外での最も苦痛の少ない死、つまり安楽死とはどういった方法ですか? また、安楽死させる行為についてどうお考えですか?

A4. 国内でイルカを飼育している園内においては、いかに元気に、長く、棲みやすい環境で飼育するかを日々継続・努力しています。安楽死の方法やその行為については水族館の知るところではないので、お答えできかねます。